ヘアドネーションの仕組み

最終更新日: 2026-08-16

「寄付された髪でウィッグが作られる」ヘアドネーション。髪を切って寄付する側の情報は多い一方、受け取る側から見た情報は意外と少ないもの。両方の視点から仕組みを整理します。

この記事の目次
  1. ヘアドネーションの仕組み
  2. 提供を受けたい場合の手続き
  3. 寄付する側の基礎知識

ヘアドネーションの仕組み

ヘアドネーションは、賛同者から寄付された髪の毛を集め、人毛ウィッグを製作して、病気や治療で髪を失った人(主に18歳以下の子ども)に無償で提供する活動です。

  • 31cm以上などの長さ条件を満たす髪を、賛同美容室や郵送で受け付ける団体が国内に複数ある
  • 1つのウィッグには数十人分の髪が必要とされ、製作には時間がかかる
  • 提供対象は団体ごとに定められており、18歳以下の子どもを対象とする団体が中心

「寄付された髪だから品質が低い」ということはなく、人毛100%のフルオーダーウィッグとして丁寧に作られます。

提供を受けたい場合の手続き

子どものウィッグを検討している家族向けの実務です。

  • 各団体の公式サイトから申請する:対象年齢・条件(病気や治療による脱毛など)・必要書類を確認のうえ応募する
  • 待期期間を見込む:無償提供は申請が多く、採寸から完成まで含めて時間がかかる場合がある。急ぐ場合は市販の子ども用ウィッグとの併用も検討
  • 自治体の助成金との関係:無償提供を受ける場合は購入費が発生しないため助成の対象外。市販品を購入する場合は子どものウィッグ助成で年齢条件を確認

成人の方は無償提供の対象外となることが多いですが、人毛ウィッグを検討する際の選択肢と費用感は人毛・人工毛の違いで整理しています。

寄付する側の基礎知識

治療を終えて髪が戻った方の中には、「今度は自分が寄付する側に」と考える方もいます。基本だけまとめます。

  • 長さの条件:31cm以上が代表的(団体により15cm以上・50cm以上など区分あり)
  • 髪の状態:カラー・パーマ毛でも受け付ける団体が多い。完全に乾いていることが必須条件
  • 切り方:小さな束に分けてゴムで結び、結び目の上でカット。賛同美容室なら手順を心得ている
  • 費用:寄付自体は無料だが、カット代と送料は自己負担が基本

寄付をきっかけに医療用ウィッグへの理解が広がることは、これから治療に向かう誰かの安心にもつながります。ご自身のペースで、できる関わり方を選んでください。

この記事に関係する掲載先

専門サロンAQUADOLL 札幌サロン

所在地:北海道札幌市中央区南2条西

完全個室でスタッフが相談に応じる。セミオーダーのフルウィッグと既製品を取扱い。前髪カット・うぶ毛カット・サイズ調整が無料。オリジナルケア用品とウィッグメンテナンスを提供。

美容室併設ウィッグ専門美容室 edu 札幌駅北口店

所在地:北海道札幌市北区北8条西

カウンセリングと試着が無料。既製品25,300円〜、オーダーメイド92,180円〜と価格を公開。北口店は完全プライベートサロン。助成金の申請サポートを行うと記載。

専門サロンマリブウィッグ イオン札幌桑園

所在地:北海道札幌市中央区北8条西

JIS規格適合の医療用アイテムを中心に医療向けウィッグを取扱い。試着室完備で、ゆったりした完全個室を準備。ハンドメイドのフルウィッグからポイントウィッグまでラインアップ。

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